現在政府は、超高齢化社会を迎え、生産人口年齢の減少と高齢者の増加に伴う社会保障制度の持続可能性に国を挙げて市場の拡大、 人材育成のグローバル化を図るため制度改正を鋭意進めています。国内市場の縮小は、海外事業の拡大を図る日本企業の火付け役となり近年増加をたどっている一方、 中堅、中小企業においては、海外展開を担う「グローバル人材」の不足が喫緊課題となっています。インターシップ制度を検討している日本企業の目的は、 今後海外展開や新たな視点によるイノベーションの創出などに外国人人材との連携協力を検討し、企業間の競争力強化と事業の継続性の担保を目指している現状にあります。 特に中堅、中小企業においては、外国人人材との働くきっかけやネットワーク不足により、連携協力がいまだ進んでいない現状が浮き彫りとなっています。 当協会は、ASEAN圏域の若手有力人材を対象とした日本企業におけるインターシップを支援し日本企業と外国人人材の「架け橋」を鋭意推進して参ります。
当該取組みは、以下の項目をアウトカムとして掲げています。
1. 渡外ビジネスの拡大や新規事業展開に向けた知見構築
2. 海外人材と連携協力し働くことで、異文化コミュニケーションの経験による意識改革
3. 海外人材採用に向けた海外大学などとのネットイワーク構築と企業受け入れ態勢の整備構築
4. 特に介護人材育成の整備基盤と海外大学と日本企業側での学生の日本語能力向上に向けた教育体制支援
5. 海外の工学部高等学校と日本の高専学校のインターンシップ研修体制構築に向けた、高専連携の鋭意推進
6. 海外展開を担うグローバル人材の育成支援
当協会は、共生社会の構築に多職種の連携、多国籍の連携を推進し、インターシップで研修する学生が語学力の向上と異文化を学び、研修を通して獲得した経験をさらに発展させることで、ASEAN諸国の企業間連携の促進を掲げた公益性を確立、国境を越えた「架け橋」を目指しています。
「インターンシップ」とは、学生が企業等において、実習・研修的な就業体験をする制度です。ASEAN インターンシップ推進協会では、大学や大学院在学中に日本企業や団体で研修生として働き、日本の技術や知識、労働慣習を実感したいと希望するASEANからの優秀な大学生と、海外の優秀な人材を受け入れ異文化交流を深め国際化を目指す企業の皆さんのマッチングを行っています。
~日本式介護輸出に向けた日本企業内研修体制構築プロジェクト~の始動 2018
政府統計によると2025年時に全国で介護人材不足が39.9万推計とされ、当協会の所管県である宮城県においては介護人材不足 全国第1位の統計予測もあり、介護施設における介護職員の確保が大変困難な状況が伺えます。本取組は、今後、介護職員の受け入れに技能実習制度を活用した介護実習生や留学生の受け入れを検討している事業者様を対象とし、企業内で研修体制整備のきっかけとして、介護施設の法人様に本制度についてご提案しております。
ASEAN インターンシップ推進協会では現在海外大学生をインターンシップ生として受け入れていただける企業を募集しています。海外大学生のインターンシップ採用の受け入れを検討されている企業の為に、全てのお手続き、学生の適性審査、教育まで業務代行し、企業様が必要としている人材をご紹介しています。尚、当協会はASEAN「モンゴル・ベトナム・タイ」の工業高等学校と日本の高専学校のインターンシップ制度を活用した高専連携の架け橋を鋭意支援しております。 今後ますます進む国際化社会にいち早く対応し、社内での異文化交流の推進と企業の国際化を目指しませんか?
特徴 | インターンシップ制度とは、ASEAN圏域の大学生が在学期間中に企業で「日本ビジネスマナー講習、日本語学研修、卒業研修」、インターンシップ計画に基づき研修しながら母国大学の単位付与がされる制度です。 |
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当協会がご紹介する学生について | 母国では事前に日本語能力検定N4以上を習得し、受け入れ企業の研修内容と適合する学部・学科の学生をマッチングする形になります。 |
受入条件 | 勤務するための条件として、受入先で住まい、家電用品、寝具の提供をお願いしております。受入人数は、3名からを条件とし、住まいに関しても3人一部屋でお願いしております。 |
勤務条件 | 例として、海外看護大学生の日本式介護研修生の場合、入浴、排せつ、食事、移乗、見守り安否確認などを研修業務として想定しております。 |
報酬体系について | 当協会のインターンシップ研修生に関する処遇は、有償インターンシップに該当し一律の報酬体系「12万円」とし、本制度の規定に従い厳守をお願いしております。詳細は資料がございますのでお問合せください。 |
学生へのサポート内容 |
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